(エイジオブルネサンス自戦記) 03/15/98 吹田市民会館

参加メンバー(中川氏、神谷氏、上野(弟)氏、半田氏、あるごる氏、TTBの6人プレイ)

  1. はじめに
  2.  今日は、サクラ会です。1870が立つ予定でどちらにしようか迷ったが、久しぶりに上野弟氏との対戦がしたかったので、エイジオブルネサンスのプレイヤーを募る。この間の(ゲーム)スキー合宿で、上野弟氏の連勝がストップ(止めたのは前回2/22のコンベンションで不当ないじめに遭ってたレフさん)、中川さん、神谷さんとも対戦したかったので、今回、エイジを希望し、メールして、やってきたあるごる氏、前回無念のドロップの半田氏、とすんなりメンバーが集まったため、無事にエイジ卓の立ち上げに成功した。余談になるが、上野弟氏は連勝がストップしたショックで数日の入院加療を余儀なくされたらしい。(^^)(うんうん判る判る)上野弟氏は、前回の屈辱をはらすべく、病院を出てここにやってきたそうだ。(病棟から脱走したといううわさもある)どうやら、今回の彼はこの一線に再起を賭けているらしく、勝負前からえらく気合が入り、牛のステーキをバリバリ食べて(6ニムトで最下位になった(^^;)、準備に怠りがなかった。一方このゲーム4戦目の私も、勝ったことのないプレイヤーばかりなので、ちょっと気合いが入っていました。(^^;)

  3. プロローグ(首都入札)
  4. 最初に来たカードが Enlightened Ruler。このゲームは最初に来たカードが重要だと前々回書いたが、これでは参考にはならない。でも、このカードは使いでがあるので、まあよし、というところでしょう。さて、首都入札ですがまあこのカードなら、どこでもよいので、(前回は7、5、5、2、0、0だったよ、などと世間話をしつつ、(特に他意はないよ(^^;)またまた0$ビッド。結果は、半田氏8$(ベニス)、あるごる氏8$(バルセロナ)、上野弟氏3$(パリ)、神谷氏2$(ロンドン)、中川氏2$(ジェノア)、TTB0$(ハンブルグ)となった。どちらもロンドンプレイヤーの中川氏と神谷氏2$が重なって、ダイスの勝負になった。別名「飢饉の申し子」神谷氏が、ダイスで勝って、中川氏がジェノア、TTBは0$なので、ハンブルグは指定席。今回は他に0$ビットがいなかったので少し幸せを感じたTTBでした。(^^)

  5. 序盤戦
  6. 最初に断わっておきますが、前々回発動した「3トークンマーチ作戦」(命名TTB)はすっかりお馴染みになってしまったため、もちろんこのメンバーでは採用不能です。さて、今回は地中海3国のうち中央に位置するジェノア中川氏がプレイ経験の浅い、ベニス、バルセロナとうまく交渉をまとめ(別にジェノアが得をしたわけではない。公正な交渉だったと思う)、「ぺいるGさんオプション」(詳細はぺいるGさんに聞いてね)を採用し、地中海3国プレイヤーは順調に版図を拡大していきます。上野弟氏のパリは、自国エリアのクロースをハンブルグに譲る代わりという条件で1種の不可侵条約を結びます。これはハンブルグにも不利な条約ではないので、ハンブルグはこれを承認します。(これもパリにとっては、自国に来るブラックデスの脅威を緩和するうえでもなかなか有用ですし、ハンブルグはできればパリと争わずに、済めば助かります)また、ロンドンはハンブルグに、自国領内のティンバーとハンブルグのメタルを、交換しないかと持ちかけてきます。ハンブルグはティンバーが主要な商品であり、かつパリと、争わないことを決めたので、これを承認します。こうして1ターン、2ターンは例によって、ちょっとしたアクシデントはあったものの和気藹々とマップが埋まっていきます。(^^)ただ、パリは、1ターン、2ターンともカードの維持費をシカトし、民をどんどん不幸にする「暴君」施策をとります。(いやあ、私はこんな人の国に住んでなくて良かった)(;^^)

  7. 中盤戦
  8. もちろん物事には例外がつきものです。パリは初心者(あるごる氏バルセロナ)に優しいプレイヤーなどといいながら、実に2ターンにはバルセロナに攻め込みます。(ひでぇ)これを見ても上野弟氏のこの一戦にかける執念が伺えますね。(^^) 更にターン途中にとんでもないことが起こります。ベニスが手持ちカードを誤って、他国に知られてしまいます。そのカードが商品カードなら良かったのですが、ちょっと「赤いカード」だったので、ベニスと隣接する、パリとハンブルグは共同で記者会見(そんなもんあるのかこの時代に)を開き、ベニスに対して領土の拡大前に、そのカードをすぐ使用するように要求します。しかし、ベニスがこれに応じなかったので、パリとハンブルグは、遺憾の意を表明するともに、「ベニスは、好ましからざる国である」宣言を行います。これで、国境地帯でのベニスの活動にプレッシャーを与えます。一方、ロンドンは順調に版図を拡大していきますが、ハンブルグがゲーム開始前の約束を守らず、自国内のメタルを奪取してしまいます。ロンドンがこれを非難すると、ハンブルグは、「3ターンも前の約束はもはやマルチゲームでは約束ではない。それに辺境に進出したのは一部の少壮将校の独断であって、本国では収拾に努めているのだが、ルール上、これはできないので仕方がないのです」と反論(旧日本軍みたいですね)します。(^^)もちろん、こんなことで納得していては、ロンドンも収まりがつかないため(当たり前だ)、急遽、奪回作戦を敢行、なんとか奪取したもののかなりのトークンを無駄にしてしまいます。後世の人はこれを「ストックホルムの一発」と呼ぶでしょう。(爆笑)ま。とにもかくにもロンドンはこの後、徐々に左前になっていきます。エポック2も、終わりに近づいた頃には、「わたし初心者なんですぅ」の呪文を唱えるTRPGゲーマーのあるごる氏(バルセロナ)が、(T)外洋航海を購入、真っ先に極東への進出を開始します。そしてゲームはこれ以降、殴り合いの様相を呈してきます。ハンブルグ(私)は、「人に優しい政治作戦」(命名TTB)の発動を決意します。この内容自体はたいしたこと、ありません。(^^;)。要は、(X)世論調査を殿堂入りのリーダーで稼いで、公民主体に、文明を取っていくものです。今回商品の回転が異様に悪いので、勝利ラインが下がり、文明点でとミザリーで勝てるのではないかと判断したからです(;^^)

  9. 終盤戦
  10. まず、優位に立ったバルセロナに攻撃が集中します。今まで効果を発揮してきた「わたし初心者なんですぅ」の呪文は、他の諸侯がレベルアップしたため、あっさりディスペルされてしまいます。(^^;)バルセロナが沈んでいく中で、文明面での遅れを、自覚したベニスが一気にシルクでぼろ儲けした金を元手に、(F)免罪符、(H)大聖堂と禁断の購入をし、他国に殴りかかります。しかし、ベニスは(S)大型船をまだ持っていないという致命的な過誤を犯してしまい。近所の国にしか攻め込めなかったのです。(たとえばハンブルグには攻め込めない)、被害に遭ったバルセロナなど他の地中海国家と黒海に勢力を持っていたパリが攻撃対象になって、互いに消耗していきます。さすがに次のターンには、他の五カ国全部が敵に廻り、ミザリーもオレンジゾーンに来たので、ベニスも凋落していきます。代わって黒海にきたジェノアが次に、優位に立ったと思った瞬間、優位なジェノアを蹴落とし、かつショーテージだったファーによって、パリのぼろ儲けを防ぐため、ハンブルグがブラックデスを黒海にぶつけて、ジェノアもほぼ1ターン遅れ、さらに北アフリカでの天王山(大阪三名山の1つ:神谷氏談)でも敗れて脱落していきます。そして、領土ではトップだがミザリーの高いパリと、領土はそんなにないが、不幸なカードをほとんど受けず、かつベニスに殴られなかったハンブルグが文明点とミザリーの低さで浮上します。

     

  11. 最終ターン及びカードプレイ
  12. 今回のプレイの特徴は、商品カードを、その領土を持っていない国が握り込むという展開で、ストーンすら回転せず、みんな、お金持ちにならない展開でした。カードの購入は積極的に行われていたのに珍しいことです。結局8ターンでカードが無くなってしまい。カードプレイに入りました。ここで、残った高額商品カードのスパイスをめぐって、争われました。バルセロナを除いて、他国は多くのトークンを投入してきます。ここで「ストックホルムの1発」以来雌伏を余儀なくされていたが、たくさんトークンを買って、かつ順番が2番目というロンドンにも、チャンスが廻ってきました。もとい。廻ってきたように見えました。(^^)エキスパンションフェイズの最初にロンドンがトークンをおこうとすると、またしても順番3番目のハンブルグが「ルネッサンス!」と叫んで、ロンドンの順番は3番になりました。ロンドンがトークンをおこうとするたびに、「ルネッサンス!」と叫ばれ、ロンドンの順番は5番目まで落ち、ロンドンの勝利はなくなりました。(^^;)ハンブルグの都市数は少なく。もう枯れた商品の土地なのでみな奪いにきませんでした。しかし、ハンブルグは自力で海外には出ていけないので、他国がパリのスパイスを叩いてくれるのを待ちます。一方、パリは必死に高額商品のスパイス、ゴールドを守り抜き、ミザリーのペナルティ(ハンブルグと100点くらいの差)を何とか(U)新世界等で凌いで逃げ切りました。(;_;) (2133 パリ上野弟氏)(1850 ハンブルグTTB)(1367 ロンドン神谷氏)(1196 ヴェニス半田氏)(1106 ジェノバ中川氏)(0673 バルセロナあるごる氏)

  13. エピローグ

今回も、展開には恵まれたのですが。(^^;)なんで勝てなっかたのだろう???。まあ、思い当たる敗因はありますし、今度はもう少し、レベルアップしたいと思います。今回も、ミザリーをブルーゾーンに押さえることができたしね。一緒に遊んでくれた皆さんありがとうございます。またやりましょうね。(^o^)/

ゲーム時間。約8時間。私達が盤を片づけ終わったときも、その後、ご飯を食べに行ったときも、ロンドン神谷氏が「ストックホルムの1発」について、語っておりました。ははは。私は全然、気にしてませんが。TTBは考えた。次の神谷氏との約束は、可及的速やかに、全身全霊を持って、不退転の決意で、万難を排し、前向きに善処することを誓おうと。では、またお会いしましょう。(ゆっくりと舞台下手に去る)


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