(エイジオブルネサンス自戦記) 06/07/98 Nik氏邸

参加メンバー(中川氏、いぶやん氏、いわた氏、上野弟氏、谷本氏、TTBの6人プレイ)

  1. はじめに
  2. 今日も懲りずに、深夜バージョンです。ゲーム開始が、午前0時です。何で毎回こんなんなのでしょうか。(^^;) それでもプレイするゲーマーにも全く困ったものです。(^^;) まあ。前回のプレイ(5月24日、上野弟氏の2位に敗れる。アップロードはしてません)の後に、エイジオブルネッサンスをプレイしようをアップした後であり、ここは皆さんの期待に応えるべく(誰が期待しているんだ?)きちんとしたプレイをしなくては、とちょっと心引き締まる思いのTTBでした。なお、EJFのいぶやん氏(本人はEJFの人間ではないとおっしゃってましたが)及びいわた氏は、いずれも強豪で、しかも初対戦です。楽しみなゲームになりそうだ。との予感がありました。(^^;)

  3. プロローグ(首都入札)
  4. 最初に来たカードをめくると久しぶりにシャルルマーニュ君の顔が出てきました。(^^;) おお。これは私にパリをせよとのお告げか(シャルルマーニュ大王は「民族主義」の文明にクレジットを持っていて、首都を含むエリアの広いパリが最適)。さて、首都入札です。まずは首尾よくパリを手に入れられるかどうかです。私の0$ビッド&ハンブルグは、最近では変に警戒されているのか、前回のリプレイでも、私はビッドが最後だったのにジェノアでした。今回は、なんとかパリが欲しいため、いつもの0$ビッドはやめて、清水の舞台から飛び降りる気持ちで(^^;)1$だけビッドしました。(前回と同じビッドじゃないかなどと突っ込まないように)結果は、いぶやん氏6$(ベニス)、中川氏4$(バルセロナ)、谷本氏3$(ジェノア)、上野弟氏2$(ロンドン)、TTB1$(パリ)、いわた氏0$(ハンブルグ)となりました。この首都入札のビッド数と、入札後の首都選択にかんしては、特に初心者には参考になるのではないでしょうか。特にパリやハンブルグについては、1ターン目に(I)キャラバンが必要なので、首都入札にお金をかけにくことが、ご理解いただけるかと思います。

  5. 序盤戦
  6. さて、今回のバルセロナは中川氏なので、こっちから仕掛けない限りは、北上なんかはしてこないでしょう。ロンドンは上野弟氏ですが、サンマルの交渉も無事まとまり、第1ターンだけは、ロンドンに貸すということでまとめます。アムステルダムのトークンについては、ハンブルグのいわた氏が特に異議を唱えなかったので、ロンドンに置かせることになります。えらくハンブルグがあっさりしているなぁ。と思っていたのですが、その理由はありました。取り敢えず、ハンブルグはパリにクロースを譲り、その代償として、いくつかのパリエリアの都市を得ることで交渉はまとまります。ベニス地中海3国の交渉もほぼまとまり、ゲームスタートです。さて、1ターン目にイキナリ約束を破ったのは例によって私。ではありませんでした。(^^;) EJFヒール軍団(本人はEJFの人間ではないとおっしゃってましたが)のいぶやん氏、いきなり、ジェノアとの約束を違え、イタリア半島を南下し始めます。ジェノア谷本氏が「ひでえ」などと言っているのをよそに、へーぜんと、トークンを撒いていきます。あなおそろしや。(^^;) そして、序盤戦の焦点である十字軍は、ハンブルグが2ターン目(最も効果的なターンですね)に使って、なんとハンブルグが一番最初に地中海から黒海を伺うところに出てきます。ハンブルグがアムステルダムにトークンをあっさり置かせたのは、十字軍を持っていたからなのでした。このように、一部では、不幸な行き違いがあったものの、何とかゲームは進んでいきます。(^^;)

  7. 中盤戦
  8. マップが少しずつ埋まってきました。ジェノアが依然として立ち後れています。しかし、ジェノア谷本氏はそのくらいでくじけるような人ではありません。ベニスの条約破りを非難しつづけると共に、得意の「私被害者なんです作戦」を使って、被害者の皮をかぶり、不幸のカードを押えつつ、他の諸侯との差を詰めにかかります。まず、諸侯が黒海に達するターンに、パーパルデクリーを使用して、探険の文明の取得を禁止します。これで黒海に1ターンの空白ができると同時に、探険文明を購入するべく蓄えてあった所持金の行き場がなくなり、「血の道」を標榜するいぶやん氏が禁断の免罪符を購入してしまい。全部マップが埋まる前に、乱戦状態に陥ります。(^^;) バルセロナが序盤の軽さを生かして、地中海に出てきた時には、既に険悪な関係になっているベニスとジェノア、そして十字軍を使用したハンブルグの血で血を洗う競争が始まっていました。ハンブルグが地中海に気を取られているうちに、北欧はロンドンが占め、パリはハンブルグの都市を攻撃して、パリエリアを奪回していきます。ハンブルグは免罪符を購入するのが遅れたのと、地中海の抗争に忙しく、この2国の動きを押しとどめることができませんでした。

  9. 終盤戦
  10. 今回のプレイの特徴として、リーダーカードがなかなかプレイされなかったことがあります。諸侯が抗争にトークンを使うため、さらには大聖堂の購入に所持金を投入せざるを得なかったため、リーダーカードを出しても文明の購入がしにくかったのでしょう。結局、最後までプレイされないリーダーカードも出たくらいです。外洋にいち早く乗り出したのは、あまり抗争の被害をうけなかったバルセロナでした。さらに、パリが続いて海外領土を取りに来ます。海外領土は高額の商品のシルク、スパイスが多いことや、一都市で複数の産物を得られることから、真っ先に乗り出したいものです。初心者の皆さんはこの点をよく覚えておきましょう。ロンドンは海外領土の進出は1ターン遅れましたが(パリがパーパルデクリーで再び探険の取得を禁止したため)その代わり黒海の産地を多く押え、この3国が優位をきずきます。

  11. 最終ターン及びカードプレイ
  12. こうして、序盤戦から始まった遺恨の抗争に疲弊し、凋落していくベニス、ハンブルグ、そしてジェノアでしたが、ジェノアが「最後だアタック」で、バルセロナを攻撃します。こういう攻撃を受けやすいところが、つまりはトップを走っているように見えやすいところがバルセロナの欠点といえば欠点なのでしょう。それはともかく、バルセロナも少し遅れかかります。残ったのはロンドンとパリでしたが、ハンブルグが「最後だアタックパート2」で、パリに戦争を仕掛けて、勝利し、一番ミザリーの高かったパリも、大幅に勝利戦線から後退します。ここで歴戦の雄、上野弟氏は、2位にいるパリへのブラックデスとパイレーツ・バイキングで押え込み、更に(M)工業化で商品価値増大の黄金パターンを使用して、結果ロンドンが勝ちました。(^^;)

    ロンドン上野弟氏2332点、パリTTB1954点、ジェノア谷本氏1291点、バルセロナ中川氏1225点、ハンブルグいわた氏747点、ベニスいぶやん氏582点

  13. エピローグ

今回は「血の道」を標榜する、EJFいぶやん氏の(本人はEJFの人間ではないと言い張ってましたが)ものすごい勢いに押されました。おかげさまで免罪符、大聖堂の出の早い、ブラッディなゲームとなって楽しくなりました。今までで初めての展開となってとても勉強になりました。(;^^)

ゲーム時間。約8時間。今回は、自分の書いたエイジオブルネッサンスをプレイしように忠実にプレイしたつもりです。(^^;) 取り敢えず勝てはしませんでしたが、最後までトップ集団に残ることができ満足しています。実はこの方法で最下位になったりしたらどうしよう。なんて考えていたのですよ。では、またみなさんゲームの前でお会いしましょう。(今度はあなたと対戦したいです、一緒にやりましょう) さようなら。


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