(エイジオブルネサンス自戦記) 07/26/98 吹田市民会館 参加メンバー(後藤氏、中川氏、池田氏、多田氏、谷口氏、TTBの6人プレイ)
今回は「前回おかしてしまった失敗例」を反省し、本日初めてのゲームです。(^^;) 「気をつけよう、エイジは一日一度まで」、やはりこういう長時間ものは集中力がある程度必要です。前回でよ〜くわかりました。さて今回は、サクラ会でも別にどうということも無く、何の変哲もなく行われた、ごく普通のエイジオブルネッサンスです。このコメントに、多少の「異議がある方」がおられるかもしれませんが、まあそれはまたメールしてもらうなり、うちの掲示板に書き込むなりしてもらうとして(;^^) 特徴といえば、ちょっとした展開のあやが結構大きな影響を生むという好例(悪例)ではなかったのかなと思います。さて、他のところでしたゲームはともかく、昼間のサクラ会でプレイされたものの中では、かなり、特異なものに分類されるかもしれないことは予めお断りしておきます。なお、今回のハンブルグのプレイヤーは、「エイジオブルネッサンスをプレイしよう」を読んだことが無いらしく、かなり無茶なプレイをしていますので、よいこの皆さんは反面教師としてこれを見て、決して真似はしないように予めおことわりしておきます。(^^;)
ではでは、最初のカード引きです。(^^;) また、いいのが来ますように。(現在3連勝中)よっこらさ。ウォルター君の後ろ姿だ。(ほほほ)やっぱり日ごろの行いでしょうか。引きがいいなぁ。どうしちゃったのでしょうか。(^^;) さて、首都入札にいきましょうです。今回もラッキーなリーダーを持っています。ここは前回ロンドンをやっているので、久しぶりにハンブルグに戻ろうかと朝から考えていた(ぺいるGさんに絵も描いてもらっているし)ので、0$を書いて、慌てて消しました。ここはサクラ会でした、ここの場合、ジェノアが最後に残る可能性が十分あります。そこで、1$をビッドすることにします。(^^;) 結果は、多田氏5$(バルセロナ)、後藤氏5$(ベニス)、池田氏3$(パリ)、谷口氏1$(ロンドン)、TTB1$(ハンブルグ)、中川氏0$(ジェノア)となりました。危ない、危ない。本当にジェノアになりそうでした。(^^;) 1番2番のベニスやバルセロナは、まあ順当として、池田氏は3$使ってパリと少し損をしています。(これは前回の谷氏と同じなのですが、まあ大した損ではありません)谷口氏(この方は今回初めてのプレイです)は、ロンドンをとり、私が予定通りハンブルグ、中川氏が0$というのも珍しいのですが、これには、ちゃんと理由があります。(^^;)
久しぶりに戻ってきた北の地ハンブルグ。懐かしいなぁ。暑い夏にはよい国ですね。(;^^) まあ。そんなことはどうでもよくて、TTBは6人プレイのハンブルグは久しぶりです。(^^;) あ。上の「はじめに」で書いてあることはあまり気にしないように。(^^;) 取り敢えず、パリはロンドンと交渉して、1ターン目のサンマロは貸してあげます。パリはどうもメタルがほしいらしく(もちろんメタルの商品カードを持っていたそうです)、リヨンなど内陸のメタルを欲しがります。ジェノアはリヨンを譲る代償をパリに要求します。結局パリは、内陸のファーを2ターン目まで開ける、という交渉になります。(ジェノアは、まずハンブルグと交渉してくれとパリに頼みますが、ハンブルグはパリが何を欲しがっているか見たいので、言を左右にして交渉に応じません)、ジェノアがベニスと交渉するのはいつものことです。クロースとストーンの境界も決まりました。(この辺はさすがベテラン同士です)バルセロナは特に最初の交渉は必要ありませんが、パリに要求された国境地帯の中立化要求は拒否します。(前回もバルセロナをやっていた多田氏でしたが、今回も自国の防衛に対してはかなりナーバスです)、パリの池田氏は最初から全方位外交を強いられかなり苦しい展開です。首都入札に3$注ぎ込んでいるため、カードによっては維持費の負担でミザリー悪化の公算が強くなっています。そして、ハンブルグが全く態度を明確にしないまま、勝手にロンドンと不可侵条約を結んだりしています。パリが何を持っているか大体分かりました。パリの強化はハンブルグの弱化です。いけませんねぇ。結局ハンブルグは、パリとの交渉に応じませんでした。(こういう態度をよいこの皆さんは止めましょう) さて、パリ、ハンブルグの間に交渉がないまま、第1ターンが始まりました。(^^;) 1〜4番目の国までは無事拡張しますが、ハンブルグがいきなり1ターンカードプレイ時にパイレーツバイキングという暴挙、なんと、パリの街が霧深き国の海賊達の略奪に遭います。(ぉぃ)更にハンブルグは順番をパリの前にとり、全力で南下してきます。これは、以前もあった「ハンブルグいきなり南下作戦(被害者神谷氏)」に、その実例があるので詳しくは申しませんが、その時のハンブルグも同じプレイヤーであったような気がします。(;^^) 今回ももちろん誰もが約束は破りませんでした。ただ、パリとハンブルグには約束が無かっただけです。(こういうのも真似しないようにしましょう) これで直接の被害を蒙るのは実は押されるジェノアなのですが、ジェノアは平然としていました。次のターンのジェノアのトークン数32。十字軍です。そう、これを持っているから、ジェノアは余裕があったのでした。結局、損をしたのはパリだけ。(;^^) 池田氏早くも、怒りの「卓袱台ひっくり返しモード」突入です。十字軍がよいタイミングで出たので、東地中海はジェノアが制し、その他は序盤の通例通り、拡張していきます。あ。パリは違う。ショックが大きいのかサンマルを取り返し損ねたりします。(1ターンでやる気がなくなりました:池田パリ伯談)当然、カードの維持費を払えず、ミザリーが悪化します。一方、ハンブルグは、十字軍に乗じて、ウォルター君を殿堂入りさせますが、バルセロナがパーパルデクリーで探険の取得を禁止し、結局リーダーの無駄遣いに終わります。(ハンブルグ涙、他の諸侯喝采)まあ。人を呪わば穴二つといったところでしょうか。
十字軍がプレイされましたので、ほぼ完全に、マップが埋まってしまいます。3ターン目からはお待ちかね個人攻撃のカードが登場。まずアルケミストゴールドがベニスからジェノアに飛びます。続いて、シビルウォーがベニスまたはバルセロナへ飛ぶはずだったのですが、このカードを持っていたのが例の困ったハンブルグだったので、判断を誤り(皆さん危険ですから決して真似しないで下さい)、何と可哀相なパリにぶつけてしまいます。更に拡張フェイズで、ジェノアが「最初に約束された土地」をパリから奪取し、パリは3都市になってしまいます。ここで、池田氏更に、怒りの「卓袱台ひっくり返し&飛雄馬殴りつけモード」突入です。しかし、ここでぐっとこらえているのが池田氏のよいところです。この苦境をなんとか脱出すべく、上野弟氏(たまたま通りすがりのエイジの仙人)に、奥義を伝授してもらい。失地回復を図ります。その甲斐あって、4ターンに思い切って、トークンを買って、都市数を何とか元に戻します。さて、トップ争いに戻りましょう。ジェノアとベニスが並走しています。ベテラン勢健在というところですか。(;^^) 続いてバルセロナ。バルセロナも不幸のカードをもらっていません。ロンドンもちゃんと3ターンには大型船を買って、ロンドンの勝ち筋に入って追いかけています。(でも、エポック1にウールは一枚も出ていません)ハンブルグはトリッキーな作戦に加えて集めたファーの資金を手に何とか文明を手に入れます。さて、今回はミザリーの回復が諸侯とも遅れ(拡張が早かった為中盤突入が早まったのです)一番悪化しているパリ(とてもミザリーまで手が回らない)は、早くもレッドゾーンを伺う展開になります。
さて、一生懸命、血を吐く思いをして(現にパリのミザリーは血の色)回復してきたパリの領土に、なんとバルセロナが攻め込んできます。(;^^) そう、後に「不毛のレコンキスタ戦争」と呼ばれた戦いがグレナダ附近で勃発。さらにロンドンも参戦して、この3国は激しく消耗していきます。(何で最下位の国を攻撃するんですか:池田パリ伯談)(だってトークンがあまりいらいないんだもん:多田バルセロナ公談) さらに、この隙を突いて、軍事的優越カードをものすご〜く有効に使った(つまり黒白ゾロ目ばっかり)ベニス後藤氏が、普段とは見違える勢いで(失礼)アイボリー独占でぼろ儲けします。このお金をもとに文明を揃えトップに立ちます。ジェノアもパレスチナの領土と公民系のリーダーを出して対抗してきます。新世界にもいち早く乗り出しています。一方、ハンブルグは思うようにリーダーが引けず苦しみます。得意の人身売買ができない〜い。さてアイボリーで儲けた後藤氏ベニスに対して当然攻撃の手が向くはずだったのですが、相変わらず、地中海の西では「不毛のレコンキスタ戦争」が続いています。池田氏ついに、怒りの「卓袱台ひっくり返し&飛雄馬殴りつけ&止めに入った明子さん蹴り倒しモード」に突入します。(^^;) 更にベニスは物理法則を買い、免罪符を買って逃げ込みに入ります。ベニスがまず免罪符を買った時に、パリは「一国なら免罪符の負担は軽い、免罪符を買わないにしよう」と諸侯に不買運動を呼びかけますが、バルセロナがこの呼びかけに応じず、免罪符を購入してしまいます。これでパリとこの世とを結んでいた赤い糸が切れました。(プチッ)8ターンに既に限界を超えていたのを不屈の精神力で持たしていたパリが腹かっさばいて、ミザリードロップします。ここから5人ゲームです。ロンドンはハンブルグがトイレに行っているすき(^^;)に、ハンブルグの唯一の海外領土を奪います。これに激怒したハンブルグは、ロンドンを一個所(だけ)攻撃、更にグレインを集め、現金化します。更に勝負に出ます。とにかく、このままではベニスに追いつけません。ええい。ままよ。ついに賭けに出ます。自分もレッドゾーンにいるにもかかわらず大聖堂を買って、アイボリーを集め独占を試みます。更にベニスにウォーを挑み勝てば、まだ1位になる可能性がありました。が、やはり、悪は滅びる定めなのですね。きっちり負けて、ミザリーアウト決定となります。(;^^) 第9ターン、ハンブルグもミザリーアウト。
えー。ここから、4人プレイです。(;^^) 実質は、トップ争いはベニスかジェノアです。3、4位はほぼ確定的な状態になっています。文明で同じくらいですがバルセロナがミザリーの関係で3位です。ロンドンに浮上の余地はありません。ウールが出てもです。(出ましたけど(^^;) トップ争いに戻りましょう。ジェノアもがんばりましたが、ベニスが上手く文明を買い揃え、更にミザリーも少し、リードして、最終カードプレイもほとんど残りカードが無く、約250点の差をつけて逃げ切りました。(^o^)
今回は、ハンブルグがトリッキーな戦略(パリにメタルを渡さない)をとったため、パリの池田氏に多大な迷惑をかけました。重ね重ね申し訳ありません。m(__)m 世の中、うまく行かないものです。←これは前と一緒じゃないか
ゲーム時間、約8時間。10ターンまでありました。2人ミザリーアウトになりました。冒頭述べたように、今回のハンブルグのプレイは皆さんの反面教師としてください。今一つ、その全容がつかめないとおっしゃる方、一緒にゲームしましょう。怖いもの見たさってのもありますし。(^^;)
さて、今回のハンブルグのプレイヤー(特に名は秘す)には、きついお灸を据えると共に「エイジオブルネッサンスをプレイしよう」をちゃんと読ませたいと思っております。(^^;) みなさん、お体に気をつけて、それではこれで、さようなら。(^o^)/~